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5月28日 ヤンゴンの生活
ミャンマー人は、普通一人でアパートに住んでいることは余り有りません。
家賃だけで自分の給料が消えてしまいますから現実は不可能です。
ですから友人や、仕事の同僚など、家賃の負担を軽くするため一間のアパートに多い時で11名位同居しているのはそう珍しくありません。
畳一畳位の広さが自分の寝場所になるそうです。
また不便なのは、朝の忙しい時にトイレ、シャワーなど順番待ちになりますから大変だといいます。
また人間関係も出てきますし、遠慮しながらの生活も耐え難いものがあり、
「出来るなら一人で住みたい」と言っていました。
ミャンマー女性が一人でアパート住まいをするのは自分の城を持ったような気分なのではないでしょうか。
また彼女達の娯楽趣味と言えば、読書、たまにカラオケ、友達の家に遊びにいきおしゃべり、インターネット、面白いのは人が行き交うのを窓からジーっと毎日眺めている、というのも結構あるみたいです。
私もホテルの窓からあのミャンマー人の早歩きで、いろんな人種の人が行き交うのを見とれている時があります。
ミャンマー女性の給料は食べるだけで精一杯ですから、夜遊びに出かける余裕はありませんし、ヤンゴンは娯楽施設などはありません。
ですからミャンマー女性は、大体会社と家の往復です。夜は日常的に停電が有りますから、そのときは寝てしまうそうです。早寝早起きで良いですね。
女性の楽しみのひとつにショッピングが有りますが、ミャンマー女性は到底そんな余裕はありません。
ヤンゴンで新しく出来たデパートが有るのですが、休日だというのに若い女性は余り見かけません。
日本女性の場合だと趣味がショッピングというのはよくあります。
それもブランドものが多いですよね。
日本はお金が無くても欲しいときにローンで物が手に入りますから「我慢をする」ことが出来なくなった女性も結構いると聞きます。
日本は良いも悪いも至れり尽くせりの国ですから気ままな人が多くなり、刹那主義的な生き方の人も増えたように思います。
その点ミャンマー女性は、国も誰も頼れない事をよくわかっています。
それなのに拝金主義にならず、また打算性もなく、何とも言えないあのミャンマー女性特有の従順さと男を立てる優しさを持ち続けられるのは一体何なのでしょう?
鎖国をしている為、損得を重視する打算的な経済至上主義という文化にまだ染まっていないからでしょうか?私はそう思うのですが。
今回拝金主義によるアメリカの金融破綻は世界を巻き込んだ経済危機に陥っています。
それにより多くの失業者を生み更に貧富の差が出てきています。今回の経済危機で資本主義の負の側面を見たように思います。
ミャンマーは将来どの道を選択するかは分かりません。しかしどちらにしても、今のミャンマー女性が持っている昔の日本女性と全くと言っていいほど変わらない気質と親日さは残って欲しいものです。
清 水 絹 三 |